カシュカシュの☆観感日記☆

「がんばって続けていれば、ご褒美がもらえるよ」って
こんな言葉を時々聞くことがあります。
苦しい時期を乗り越えれば、幸せが待ってるよ。
ってコトだと思います。

本当に、そうなのだろうか？？？

私は、会社が倒産するのを、何度か見たことがあります。
あるいは破産前に清算して会社をたたむのを見たこともある。
彼らは皆、一生懸命やってました。
一生懸命やってるのに、結果が出せなくて潰れてゆく。


「一所懸命頑張れば乗り越えられる！」っていう根性論とか
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」的なギャンブル論、運命論、
単純で楽観的な、希望的観測、問題の先送り。
こういう事の先に、本当に幸せなゴールが待ってるのだろうか。


私はやはり「正しい方向への努力」っていうのが必要だと思う。
闇雲に頑張ったって徒労に終わることもある。
でも、「何が課題なのか？」をきちんと認識し、
それに向かって正しい努力をすれば
どんな苦労も乗り越えられて、その時にはご褒美がもらえる…
んだろうなと思う。

「宿命」っていうのは、変えられないかも知れないけれど
「運命」は、正しい努力によって、いくらでも変えてゆける。


私が見た、倒産の中にいた人は
つまらないプライドを保持しようとして
傷を大きくした場合が多かったように見える。
「自分がここまで大きくしたんだ」とか
「見返してやる」とか、あるいは
「自分はラクしてトクしたい」とか
「これでいけるはず」とか
そんな気持ちが見え隠れしていました。
本人はそんなこと無自覚のようだったけれど。

現状を変えたければ、まず、すべき事は
「エゴを認識」して、自分の失敗を素直に認め受け入れる…
これに尽きるのではないかと思う。
すると、何をどうしたらいいのかが見えてくる。


今まで、私自身もたくさんの辛い経験をしてきて
必死にジタバタして、自分の意識を何とか変えようと努力してきて、
やっと乗り越えられたような感覚がある。
もちろん、まだまだ人生は続くし（そのはず ^^;;）
未経験のことに挑戦するつもりなので今後も色々あるとは思うけど
「乗り越え方」っていうのは、なんとなく、身についたような、気がする。

昔の失敗があるからこそ、今の私があり、
過去の苦い経験にも、今は全てに感謝している。

だからこそ、昔の私みたいに
逆境の辛い中を頑張っている人に対して
可哀想だとは思わないし、素晴らしいチャンスにいると思うし
その人の力を信じてあげることができる。
「私もできたんだから、きっとあなたも、できるよ！
　正しい努力をすれば、乗り越えられるし、ご褒美があるよ！」
そう言ってあげたい。

「正しい努力」なんていうのも、ヘンな言葉ですが
「無駄な努力」っていうのも実際にあって、
でもそれがトレーニングになり、実力がつくのだろうと思う。
誰だって「いきなり正道を強く」なんてできないだろうしね。
「どんな経験も、しないより、した方がいい」
って瀬戸内寂照が言ってました。あらゆる経験は役に立つ。


ちなみに
成功も失敗も、“幸福”ってコトとは無関係だと、
私は思いま〜す！


＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊


私は、日本文化のテーマパークを作りたいと思っていて
色々と勉強をしているのですが、
世の中には、過去の人のお陰で完成された技術が沢山あるという事を知りました。

現実面でいえば
きちんとポイントを押さえれば、ある程度成功できる経営技術とか
精神面では
波動を変えるために磨き上げられた意識とか
世の中には、あらゆるものが揃っている。

それらを、いかに偏見を取り除き、上手く組み合わせてゆくか。
ってことが必要なんだろうなと思う。

なので私自身も、全うな判断ができるように
周囲の尊敬する人たちの意見を聞きながら進めたいと考えています。


今はまだ、出航の準備をしている段階ですが
私は「ちいさなイカダ船」みたいなのには、絶対乗りたくないので
最先端の技術を駆使した質実剛健で絶対安全な船を作りたい。
天気予報は、インフレの嵐が来るか来ないか、と情報が乱れてるけど
インフレであろうがデフレであろうが
どんな暴風雨にも耐えられる船でなくっちゃ。

乗組員の人たちは、似た価値観を持ち、
何が大切か？を共有できる人たちに　乗船してもらいたい。
だって船の中でケンカしている余裕はないのだから。
この先、貨幣価値がどうなるかわからないんだし
お金に頼らず、お金以上の価値を生み出せる人が理想です。
心が豊かであれば、どんな豊かさをも生み出せるものだから
自分のエゴを認識している、心を大切にできる人。

彼らと共に、すべきことを為し、楽しく航海したい。

そして嵐や地殻変動の危機を乗り越え、混乱が去り、
船が辿り着く先にある、夢の島、あるいは新大陸。
そこで祝宴を上げたい！

…っていうのが、私の夢であります（^o^）


しかし船の設計図や航海図は、なんとなく描けても
まだまだアマチュアだし、船を操縦したこともないし、
精神面でも、自分の未熟さを痛感させられることも多いし
私は何もかも未経験なので
高い技術を持った人たちに協力してもらえるように
その人たちと縁ができるように、私自身もますます磨いていかなければ！
そして私も乗員の一人として、自分ができる得意なことに集中しよう！

なーんていうことを、満月に考えたのでした