2012年01月22日

「悪口」について  その3

悪口について「その1」「その2」で述べた内容については
「悪口」が肯定的なことのような印象もあったかと思いますが
今回は「波動」の観点から、「悪口」について考えてみたいと思います。

「波動」というと、まだまだ怪しい単語です。
社会一般に認知されるほど浸透していないと思います。
でも、スピリチュアルな仕事に携わっている私としては、どうしても
避けて通ることができない単語です。

「波動」という単語を別の言葉で表すと
「周波数」「バイブレーション」という言葉に置き換えられます。

大雑把に言えば、「そのものが放っている振動」って感じです。

喜びに満ちあふれた人が放つバイブレーションは、
とても微細で精妙で、心地よく、人を成長発展させるパワーがあります。

一方、怒りや恨みを抱えた人が放つバイブレーションは、
とても荒く、重苦しく、周囲をパワーダウンさせるものです。


バイブレーションは、悪口を言う/言わない、に関わらず
その人がいるだけで、存在するだけで、周囲に影響を及ぼします。


バイブレーションは、
オーラ写真で撮影すると「色」として認識できるなど
色んな測定器が登場してはいますが、
普及もまだまだですし、認知度は非常に低いです。

「数値に頼らなくても、『気配』で感じる」という能力は
本来の人間には備わっているはずなのですが
生活環境の変化により、人間の本能が徐々に損なわれ、
全体的に感じにくくなっているようです。

「自分の気持ちが分からない人」が、他人の気持ちを分かるはずもないのは
当然のことです。
自分を偽っている人、自分の本音を見ていない人は、
その感知能力は使われていない……と言えるのではないでしょうか。

実際、自分のバイブレーションがわからない、というのは望ましくないですが
きちんとわかる方法があります。
「波動の法則」というものがあるからです。


「類は友を呼ぶ」ということわざがありますが、
似たようなバイブレーションの人が集まる、ということです。

人の噂話や悪口を言うのが楽しい人は、
その楽しさが好きな人同士で集まります。

前向きな人は、前向きな人同士で集まります。

超前向きな人は、超前向きな人同士で集まります。

また、自分が憧れの対象とするグループに頑張ってついていく、というタイプの人もいます。
この場合は、背伸びしている感じなので、ツラいこともあるでしょうけれど…。

また逆に、「孤独はイヤ」という理由で、
自分に合わないバイブレーションに無理矢理同調している、という場合もあるでしょう。

でも基本的に人間は、自分がラクと感じるバイブレーションを選択するのが一般的です。

悪口を言い合うも良し、褒め合いをするも良し、
自分が「楽しい!」と思う行動を通して、自分に心地良いバイブレーションを放ってゆく。
これが一番ラクに、「楽しい波動」を放つ方法です。

しかし、「繁栄発展」の流れに入りたいのであれば、
自分のバイブレーションを、より高める必要があります。

バイブレーションを高めるために必要なことは、
今よりも少し多く、調和や喜び、感謝を感じながら生きること。
ポジティブな感情が、本人のバイブレーションを高めるからです。


「喜びや感謝と共に、生きましょう」っていうようなことは
過去にも、数えきれないぐらい、多くの宗教や道徳書などで述べられてきました。

みんな、そんなこと、わかっているのです。

でも、感情は「内なる発露」です。
自分でコントロールできるものではない。

感情の「表現方法」は、自分でコントロールできるようになります。
大人になって、力がついてくると、「怒りを抑える」などはできるようになる。
しかし、自分の根源からわき上がってくる「感情」そのものを
コントロールするなんて、そんなことできるのでしょうか?

「嬉しくないこと」を「嬉しい」に変えるなんて、
そんなことできるのでしょうか?

頭で理解するだけで感情がプラスに変えられるのなら、
こんなに何百年も戦争の歴史が繰り返される訳がないと思うのですが…。


「喜びや感謝と共に生きる」という言葉を聞いた時に
おそらく、反応は2種類と思います。

1、即実践、やたらに感謝し始める(感謝するフリをする)。
2、「説教するなよ」と気分を害する。

どちらも、根本的には何も変わらないです。
そのままで「感謝できる自分」になれるのか、疑問です。

では、感謝できるようになるには、どうしたら良いのか?

よく言われることですが、「モノの見方を変える」ということです。
見方の角度を変える、モノサシを変える。

変えるための方法の1つとして、「瞑想」や「内観」があります。

それは…非常に地道で、面倒くさい作業なのですが
自分の心を静寂にし、ジャッジせず、自分を見つめ、
「なぜ感謝できないのか?」その原因を地道に探し、発見し、解消してゆく…。

原因は、トラウマかも知れない。
過去の心の傷、過去世の思い出。潜在意識からの反応。

あるいは概念。「これをしてはいけない」という価値観。

あるいは、思い込み。「私はこれが正しい」と思い、他を拒否する選択。

自分は、何に出会った時に、どんな反応をするのか?
何に喜び、何に苦しんでいるのか?

いつも自分の気持ちに目を向け、「自分は何をどう感じているか?」を確認してゆきます。

これを続けていくと、一つひとつの現象に対して、「物の見方」が変わってきます。
自分を縛っていたものから解放されてゆきます。
すると、今まで「イヤだ」と思っていたことが「嬉しい!」に変わる可能性が出てくるのです。

これこそが、「意識の転換」「意識の拡大」です。

意識が拡大すると、より多くの事柄に気づき、
より多くの意図や価値観を認められるようになります。

「より多くのことがわかる」ということは、
「意思決定」のための情報が増えるということで、
「より良い行動」を選択できる要因になってゆきます。

常識にとらわれず、トラウマを癒し、自由に生きる力を取り戻し、
より高いバイブレーションで生きると、
良い原因が良い結果を生み、さらにプラスのスパイラルへと入ってゆきます。

意識の拡大が、より高いバイブレーションを生み、さらまた発展・拡大する…
という流れに入ってゆく。


ところで、「『自分の感情』に、いつも向き合う」という作業は
やってみるとわかりますが、ものすごい重労働です。
本当に大変です。やった私が言うのですから、間違いありません。

でも、自分の意識を拡大するためには必要な作業です。
一人でやるのは、本当に大変。

そこで、訓練された瞑想教師に手ほどきを受けるのは、とてもお勧めです。
高いバイブレーションを放っている人が近くにいるだけで、
そばに居る、それだけで、その空間は、自分を高める要因になるからです。

そして更に、ラクに変容できる方法があります。
それは「ヒーリング」です。

「ヒーリング」「癒し」というのは、本当に怪しいものです。
石や油で人間のエネルギーが変わるのか?
そう思うのも、当然です。というか、むしろ疑うほうが正しいでしょう。

実際、私もそうでした。「水晶で自分が変わるなんて、ありえない」と。

しかし、色々な経緯があってヒーリングを学ばなくてはならないことが起こり
その技術を使ってみて、驚いたのです。
「今までの私の苦労は、何だったのか?!」と。
それはもう、ショックでした。

世の中には、さまざまなヒーリングがあります。
人間が編み出した技術もあれば、宇宙人からもたらされた方法もあります。
水晶を使うもの、
ハーブを使うもの、
オイルを使うもの、
星のエネルギーを使うもの、
カードを使うもの、
肉体(手のひらなど)を使うもの
その他いろいろ……

それぞれ、働き方は違いますが、人のエネルギーに影響を及ぼし、
バイブレーションを変えてゆきます。

一度に激変するものもあれば、時間をかけてゆっくり作用するものもあります。
ネットで検索すれば、さまざまなヒーリング技術を発見できますので、
お時間を作って、試しに一度、受けてみられることを、お勧めします。



基本的に「快楽」と「幸福」は別モノです。
「快楽」は、非常に人間的な、肉体や愛情面の喜び。
「幸福」は、それよりもさらに大きく深い、魂の喜び…
と言えるのではないでしょうか?


魂にとっては、「嬉しい」「楽しい」時ばかりでなく、
困難に立ち向かったり、努力したり、泣いたり悔やんだりしている時も、
それが発展に繋がっているものなら全部、きっと「魂の喜び」になるのだと思います。

こうして「自分自身のバイブレーション」を少しづつ高めてゆく。
すると徐々に「喜び」が増えてきて、「不満」が減ってゆき
「悪口」などまったく出てこない、幸せで喜び溢れる生き方へと変容が始まる…
と私は考えているのです。


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Posted by カシュカシュ at 18:04│Comments(2)スピリチュアル
この記事へのコメント
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Posted by Alexis at 2014年04月06日 16:23
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Posted by Layla at 2014年06月27日 18:17
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